こんにちは。株式会社グラウンドの鈴木です。
僕はこんなことを思いながら日々不動産仲介業に従事しています。僕は、お家自体は好きでも嫌いでもない。あえて言うならフツウ。ほんまにフツウ。だから家の好みとか全然ない。縁と成り行きでなった不動産屋。お家自体は好きでも嫌いでもなく、フツウやけど、不動産仲介業はめちゃくちゃ楽しい。仲介業は紹介業。
「僕がこの家族ならこの家がぴったり」っていうのがわかったとき。そのお家を提案して、購入を決断していただいたとき。そんなときに何とも言えない達成感がある。不動産屋冥利に尽きます。
不動産仲介業者の僕はこんなことを思ってます。お家は人生でたしかに一番高い買い物。でもだからって無理して目いっぱい高いお家を買う必要は全然ない。逆に言うと、「お家が人生ですべて」「人生で一番高い買い物だからお家には妥協したくない」っていう方とはもしかしたら僕は合わないかもしれない。
これだけいろいろな価値観あることが認められ始めている2016年、ひとはひと。あなたはあなた、だと思う。隣の芝生は絶対に青く見える。あなたが青く見えているその家も、いろんな悩みがあってその中でいろんなものをあきらめたり、優先したりして購入している。見える部分だけ競っても仕方がない。
はじめてのお家購入、人生で一番大きな買い物だからって他の家庭と比べても本当に仕方ない。不動産売買メインの仲介業者やけど、家は買っても買わなくてもどっちでもいいと本当に思ってる。
賃貸と売買、金銭的にどっちが得かは答えることができるけど、お家買う基準はお金じゃないと思う。お家を購入するのは、あなたの家族がしあわせになる手段。
購入しなくても家族がしあわせになる方法があるなら、迷わず提案する。この不動産仲介業は家族がしあわせになるためお手伝いだろう。手数料が多い、少ない?めっちゃどうでもいいです。お家を買うことが目的じゃない。ゴールでもない。住宅ローンが支払えなくなった人たちの家の売却の仕事をしていると本当に思う。
お家を購入するタイミングはあなたのタイミング。売り込むなんて不動産屋側の都合。背中押して欲しいのを感じたら、躊躇なく押しますけど。