媒介取れない不動産営業マン、追客ができない営業マンの方、まじで書いた方がいいですよ。
この記事を書いた理由
弊社前川さん(@groundmaekawa)が毎日書いている日報ブログについて、他の不動産会社さん(@KC_kimura)に話す機会がありまして。
その方が「日報ブログ書きます!」てなったので、僕が前川さんに出している日報の書き方のルールをそのままお伝えしました。
その後なんだかんだあって(割愛)、「不動産会社の人(社長・営業マン)はみんな日報書いてwebで公開したらいいのに」という結論に。
単純に、僕が他の会社の人の日報を読みたくなっただけなんですが。
とは言ったものの、「日報ブログの書き方がわからない!」という人がいるかもしれない。「書き方がわかったら書く!」こんな人がいるかもしれない。
この記事はそんな人に向けて、「前川の日報ブログ」の書き方、弊社のルールを公開した記事です。
できそうなところはパクって真似て日報ブログをぜひ書いてほしい。
必要なのは圧倒的な気合いだけです(Webの知識は一切不要)。
そもそも前川の日報とは
前川さんが日報ブログを書くに至った理由、30日間続けて日報を書いたら起こった出来事などは、こちらの記事にくわしく書きました。
まずはどうぞ。
「不動産会社の日報」ルール
前川さんへ僕が課しているルールを一般化して書きます。
もし、「不動産会社の日報」書いてみようかな、と思った方の参考になれば。
大きなルールはこの2つだけ。
- 営業している日は毎日書く(日報なので)
- メディアは何でもいい(WordPress・アメブロ・note・自社サイト内ブログなど)
くわしく書きます。
① 営業している日は毎日書く(日報なので)
これがほんと難しい。日報なので毎日書くことに意味があります。前川さんには「日報書くのも仕事」と伝えています。そうです、日報書く(そして公開する)のは不動産業務の一部です。
とにかく毎日書いてください。
② メディアは何でもいい(WordPress・アメブロ・note・自社サイト内ブログなど)
「前川の日報」は株式会社グラウンドの会社サイト内で公開していますが、公開するメディアは何でもいいと思います。文章が書けるのであれば、本当に何でもいいです。
例えば
- WordPress(自社サイト・ブログ)
- アメブロ
- note
など。
メディア選定で悩んでも時間の無駄です(日報ブログを始める、と言う意味では)。自社の会社サイトがあるならその中で始めるのがベストだと思います。
ちなみに、この株式会社グラウンドの会社サイトはWordPressで作られています(テンプレートはSnow Monkey)。
「不動産会社の日報」のポイント6つ
ポイントはこの6つ(目次)
- 継続して書く仕組みを作る
- 内容は書きたいことを書く
- たった1人に向けて「だけ」書く
- ブログの形式的なマナー(見出し、リンクなど)を覚える
- サイト内でのブログ記事内への導線を考える
- 書いたら見てもらう仕組みをつくる(Twitterで流すなど)
以下、かんたんに説明します。
専門用語・技術的な詳細はweb・Twitter・YouTubeなどで調べていただけたら、だいたい解決します。
①継続して書く仕組みを作る
まずはこれ。そして日報ブログはこれにつきます。
日報なので、業務をした日は毎日書かないといけない(弊社ルール)。そのためには、毎日毎日継続して日報を書く仕組みを作らないといけないんですね。
前川さんはこのスプレッドシート(弊社作成)を使っています。
サンプルに3つだけ抜き出して複製しました。もしよかったら同じ内容シートを作成して、ご自身の日報ブログに使ってみてください(保護しているのでコピーできません)。
使い方をざっくり説明すると(スプレッドシートの上から埋めていきます)
① その日したことを箇条書きにする(弊社の場合は、別途Chatworkで先に報告してもらっている項目の中から前川さんが自分で選んでいます)
↓
② テーマを選ぶ
↓
③ 見出しを決める(2つ、というルール)
↓
④ 見出しを決めたら内容を書く(400字前後)。文字数も決めています。短く書くのもルールです
↓
⑤ 内容をそれぞれ書いたら、記事のタイトルを決める
↓
⑥ スプレッドシートに作成した下書きをもとにWordPress(弊社の場合)へ転記する。この転記の際に、語尾を整える・リンクを貼る(Twitterアカウントリンク、ツイート埋め込みなど)をして完成です。
詳細は書きませんが、この順番には意味があります。おそらくこの順番通りが一番書きやすい(はずです)。日報なので、決めた時間に継続して毎日書くこと「だけ」が目的の順番です。それを実現するためだけに作っていたシートです。
前川さんは、いきなり投稿ページで書き始めているわけではないんですね。
②内容は書きたいことを書く
日報なので内容は何を書いてもいいです。あなたの自由。
とはいえ、お客さんあっての内容もあると思うので、守秘義務・秘密保持契約(してるなら)はもちろん守って。
③たった1人に向けてのみ書く
弊社前川さんは「(前川さんの)お母さん」に向けてのみ書いています。書くときのポイントはこれだけ。たった1人へ向けて「だけ」書いてください。
④ブログの形式的なマナー(見出し、リンクなど)を覚える
WordPress・アメブロ・noteなどでの文章の書き方レベルの話です。せっかく日報ブログを書いたら読んで欲しいので、読みやすい形式にしたり、外部リンク・内部リンクを貼ったり、記事に他の人が登場するならその人のTwitterアカウントリンクを丁寧に貼っていくだけです。
これを丁寧にするだけで内容が格段に分厚くなります。何より、人を紹介するってなんかよくないですか。
⑤サイト内でのブログ記事内への導線を考える
これはいまの会社サイト内でブログ記事が見やすい、見つけやすい、回遊しやすいようにデザインする必要があります。会社サイト内ではなく、アメブロ・noteなどの外部サービスを利用する場合は関係ありません。
会社サイト内で日報ブログを書いている場合、会社サイトへ訪問した人がブログ(日報)を見つけやすいようにデザイン設計したほうがいい、という話です。
絶対的な正解があるわけではないので、もし会社サイトを制作会社さん、もしくはwebデザイナーさんへお願いしているなら相談してみるのがいいかもしれません。
⑥書いたら見てもらう仕組み(Twitterで流すなど)を考える
日報ブログを書いたら毎日Twitterで流して、Googleの検索・会社サイト訪問きっかけの閲覧以外でも読まれる仕組みを作る必要があります。Facebook、LINEで告知するのももちろんありです。
せっかく書いたら読んでほしいですし。
日報ブログに登場する人には、Twitterでメンション(アカウントを指定して@▲▲を記載するあれです)送ると相手にも通知がいきます。リツイートしてもらえる可能性もあるのでこれも毎日丁寧に実行します。
前川さんのTwitterでは
【マエカワの日報ブログ更新】
・日報タイトル
・要約文(リード文)
・ハッシュタグ
と書く内容が決められています。
例えばこんな感じです。
ちなみに、ハッシュタグはこの2つ。
#マエカワの日報
#不動産会社の日報
なので、もしあなたも日報ブログを書いた後にツイートするなら、
#●●の日報
#不動産会社の日報
の2つにすると、同士が見つかるかも。「●●」の部分は出来る限り人と被らないように。
まとめ
もしかしたら、ここまで読んだあなたはやる気に満ちあふれているかもしれない。
「俺も書くぜ!」と思っているかもしれない。
「あたしも書く!!」と思っているかもしれない。
でも、80%の人が3日で書くのをやめます。そして1ヶ月後には98%の人が書くのをやめます。
これは間違いないです。
だからこその「継続できる仕組み」です。
たくさん書きましたが、まずはひとつひとつできることからやればいいと思います。わからないことはwebで調べればだいたい解決します。
正解はないので、調べて自分でやってみる。知っているか知らないか、やったことあるかないかだけです。
いい内容の記事を書いても、読みづらかったら読まれないし、サイト内で探しづらかったら読まれません(そもそも見つけてもらえません)。書いても告知しないと誰も知らないので読まれないし、というところまで考えての毎日継続です。
がんばってください。弊社、前川さんも毎日書いています(僕は7日でくじけました)。
Twitterで「#不動産会社の日報」で検索して読みますので、僕。
追記 前川さんの成長の記録
最後に、前川さんの1本目(2020年2月6日)の日報と最新(2020年12月28日)の日報を貼ります。
160記事書いたビフォーアフターです。
どうでしょうか。
弊社の前川さんは成長してるでしょ(約1年後の日報を最後に産休に入りました)。